出来上がった、洗練されたWebサイト。
バグもなく、すべてのリンクが正しく繋がり、綺麗に整列している完成品。
もちろん、それを眺めるのも悪い気分ではない。
けれど本当に面白いのは、あそこの余白をあと数ピクセル詰めるべきか悩んだり、予期せぬ画面の崩れに頭を抱えたりしている、あの「作っている最中」の混沌。
完成した瞬間に、その熱量はどこか過去のものになってしまう。
職人が完成させた器よりも、自らロクロを回している手元に一番集中している感覚に近いのかもしれない。

AngleLabでは、完成したサイトの出来栄えだけを評価することはしない。
それまでにその子がどれだけ見る側の立場に立って、画面の前で唸り、コードを書き換えたかという、制作過程の熱量にこそエールを送りたい。